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 肺がんの生存率
他の癌と比べても肺がん生存率は高いものではありません。比較的悪性度が高いものと言うことができるでしょう。予後の経過を見る上で重要な指標となりますので、大まかな目安となる数字については理解しておくことをお勧めします。病期(ステージ)別の肺がんの5年生存率の目安としては、ⅠA期で85%、ⅠB期で65%、ⅡA期で60%、ⅡB期で50%、ⅢA期で35%、ⅢB期で30%、Ⅳ期で20%ほどになります。

ただし、この数値は病院によっても異なりますので、あくまで大まかな目安と考えてください。生存率が極端に低い病院の場合、専門医の力量や設備に問題がある可能性も考えられますので、病院選びの際には注意が必要です。また、数値が良好であっても、名医がいるために予後が良好になっているばかりではなく、調査の対象として判明した患者さんが少ないために正確なデータが出ていない可能性も考えられます。そのため、追跡率や判明率が示されていれば、それも参考にしましょう。すでに死亡した患者さんは判明しないことも多いため、調査を徹底しないことで数値を調節している可能性もあります。

肺がんの生存率は過去の統計であるため、治療法や抗がん剤の進歩によって状況は変わってきます。あくまで過去の話であることを念頭において判断して下さい。また、組織型によっても悪性度が異なりますし、ステージ別に考えることも重要です。特に小細胞癌の場合には、腺がんや扁平上皮がんといった非小細胞癌に比べて悪性度が高いため、予後の経過は悪くなる傾向にあります。

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